レッスン2:美白ケア(2) シミがきれいになる過程
できてしまったシミをきれいにするには主に3つの方法が考えられます。
まず一つ目は、できたシミを薄くしてあげること。
色素を還元させるには、ビタミンCが最も有効だと証明されています。
次に、シミを作らせない健康的な肌を作ること。
メラニンの代謝機構を正常に戻し、活性酸素を取り除いて、健康な細胞が生み出される基底層をつくることは最も重要です。
美白ケアに限らず、あらゆる肌のトラブルにおいて、基底層の働きを正常に戻すというのは、フェイシャルケアの根本的な目的でもあります。
美白ケアにおいては、細胞の修復作用が高いビタミンAやE、また、活性酸素に対して抗酸力のあるビタミンCや緑茶エキスなどが有効です。他に、メラニンの生成を抑える成分として効果的なコウジ酸やソウハクヒエキスなども美白化粧品によく使われている有効成分です。
最後に、角化作用を高めて、できてしまったシミを垢として表面から排泄させる方法です。
これには、ケミカルピーリングやマイクロダーマブレーションなどの技術があげられます。これらは、古い角質をより深いレベルで取り除く方法です。
ピーリングは、皮膚の新陳代謝を促し、有効成分の浸透を高めるため、美白ケアによく使われるすばらしい手段ですが、「必要に応じて」と注意書きしておきたいと思います。
なぜなら、特に老化によるシミの場合は、皮膚機能は衰え、表皮も薄くなってしまっていることが多いからです。
そのような状態の肌の表面の角質を取り除いてしまえば、シミは一時的にきれいにはなるかもしれませんが、基底層の根本部分は改善されていないため、再び、シミができてしまう可能性があります。また、表皮をさらに薄くしてしまうので、外部からの刺激も受けやすくなります。
よって、美白ケアで大切なのは、シミを薄くしながら、根本の肌の改善を先に行うこと。特に夏場は紫外線量も多いですから、ピーリングは必要に応じて、賢く取り入れていかれると良いのではないかと思います。
誤解のないようお伝えしておきますが、ピーリングは安全で効果的なフェイシャル技術です。毛穴の開きやキメの荒さ、ニキビ跡などの角質ケアや頑固なニキビには一番効果を発揮する方法ですし、表面からシミを取り除くので、きれいな肌をつくる手段として活用されています。
しかし、最も大切な美白ケアは…。
新しいシミを作らせないようにすることです。夏場に限らず日中は必ず日焼け止めをご使用ください。
できてしまったシミを自然な方法できれいにするには、ダイエットと同じくらい気力と時間がかかるものです。しかしお肌は生き物ですから、心がけ次第で必ず改善されるもの。希望を持って取り組んでいきましょう!
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